今日の料理漫画

今日は、かつて週間少年サンデーで連載されていた『美味パラダイス』を紹介しよう。

まず、「美味」と書いて「みみ」と読む。だから、QMAのエフェ問題で、「サンデーの料理漫画○○パラダイス」と出たら、間違っても「びみ」と答えないように。まあ、この問題は120%出ないと思うけどなあ。昔のマニアックな打ち切り漫画だし(核爆)
話が脱線しちゃったけど本題。
主人公白瀬美味は、原宿にフランス料理店を構える白瀬三樹夫の一人娘。父親に、「しばらく伊豆の親戚の店に行って来い」と言われ、その店で暮らしていた。しかし、美味が中学を卒業する前日、父親が自殺!ショックを受けた美味は父親の死から半年後、原宿の店に向かった。そこで美味は、高見清明と言う人物と出会う。高見は、グルメストリートと言う、食の一大事業の完成を目的に、美味の父親の店を買収しようとしていた。そう、父親の自殺の原因となった張本人なのだ。美味と高見は、美味が勝ったらグルメストリートをもらう、負けたら店を譲るという約束をつけ、高見の率いる刺客と様々な料理バトルが繰り広げられる・・・。


とまあ、いわゆるバトル料理漫画の一つな訳なんですよ。この漫画の面白い所は、料理を食べた時の表現がイッちゃっている所である。前に、最近の料理漫画は演出過多と非難していたが、この漫画はなんか電波というか唖然とする表現に脱帽してしまったのだ。
とりあえず、個人的に好きなシーン。ピザの勝負です。

ピザ食っただけで輪廻を悟るなや!なんか、ちょいと宗教臭い所がミソ(笑)


そしてこの漫画、後半敵が変わります。敵の名は大山巌。料理会の最高権威である百味会と言う組織のドンである。でね、この大山なんですが、あまりにもどっかで見た事あるような敵役なんで笑えます。まあ、これ見てくださいよ。

どう見ても日本一のツンデレ陶芸家です。小学館同士だったからOKだったのかな(笑)

全部で4巻なので、そんなに財布には痛くない良心巻数。さあ、あなたも輪廻で百味会に挑んでみてください(謎)